青色申告決算書で扱う経費の勘定科目

個人事業主の領収書のもらい方

税務署でもらえる確定申告の際に提出する青色申告決算書の書類には一般的に使用される必要経費の勘定科目が印刷されています。そこに記載されている勘定科目にはどのような経費が該当するのかをしっかり把握しておきましょう。

青色申告決算書に印刷されている必要経費の勘定科目

青色申告決算書にあらかじめ印刷されている必要経費には以下のようなものがあります。ざっと一通り確認しておきましょう。これらに該当する必要経費については仕訳の際にこの勘定科目を割り当てるようにしましょう。

勘定科目 該当する経費
租税公課 個人事業税、印紙税、登録免許税など
荷造り運賃 宅急便やバイク便などの料金
水道光熱費 水道代、電気代、ガス代など
旅費交通費 移動のための電車代、バス代、タクシー代、出張時の費用など
通信費 固定電話代、携帯電話代、郵便料金、インターネット接続料金など
広告宣伝費 広告代、名刺作成代、ホームページ作成代など
接待交通費 取引先との飲食代、お中元・お歳暮など
損害保険料 火災保険料や営業者の損害保険など
修繕費 パソコンの修理代など
消耗品費 10万円未満の備品、事務用消耗品など
減価償却費 10万円以上の資産とみなされるもの
福利厚生費 スタッフのための残業食事代など
給料賃金 給料
外注工賃 外部依頼した仕事の支払など
利子割引料 事業資金借り入れの利子など
地代家賃 事務所や店舗の家賃・駐車場代など
貸倒金 回収不可能になった売掛金など
雑費 他の科目が該当しない場合の必要経費

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