空いた時間にアプリを使って小遣い稼ぎができるウーバーイーツは人気の副業です。学生の方からスキマ時間を有効活用したい社会人の方まで広く利用されています。気軽に始められるので始めやすいですからね。
副業でウーバーイーツで稼いだ場合、いくらから確定申告は必要なのか?
ウーバーイーツで稼いだ金額が年間で20万円を超えた段階で確定申告が必要になります。ウーバーイーツはアルバイトとして雇われている訳ではなく、あなたが個人事業主として稼いでいるという形態になります。昼間会社員として働いていたとしても、ウーバーイーツで稼いだ金額は雑所得として計上する必要があります。
ウーバーイーツで去年の1月1日から12月31日までの1年間20万円以上稼いだという方も、少し待ってください。売上が20万円を超えても、そこから経費を引いた額が20万円未満であれば確定申告をしなくてもOKになります。
次の項で具体的にウーバーイーツで経費にできるものを紹介します。
ウーバーイーツで経費にできるもの
ウーバーイーツで売上を出すために必要な費用は基本的に経費にすることができます。例えば、自転車で配達を行っている場合
・自転車の購入代金
・自転車にスマホをつけるホルダー
・ドリンクボトル
・空気入れ
・サングラス
といったものを経費にすることができます。
自動車で配達を行っているのであれば
・ガソリン代
を経費にできます。
他にもウーバーイーツの仕事のために使う
・通信費、モバイルwifi
も経費計上が可能です。
私用でも使っている車のガソリン代はどうやって経費にすればいいか?
ウーバーイーツのためだけに車を用意している、という方はウーバーイーツを専業にしている方でない限りほぼいないと思います。私用でも使っている車のガソリン代を経費にするにはどうすればいいのでしょうか?答えは簡単で、「合理的な数字で按分する」です。
わかりやすくするために例を挙げてみます。年間200回車に乗って、そのうちウーバーイーツの配達のために乗った回数が50回だとします。私用で150回ですね。1年のガソリン代が10万円かかったとすると、経費にできる金額は
10万円÷200回×50回 = 2万5千円
です。
このように利用回数や走行距離などで、私用とウーバーイーツ用の割合で案分して計算することで経費に計上することができます。少し面倒ですが、経費にするために日々の利用状況をしっかりと記録しておきましょう。
個人事業主として開業するならお得な青色申告で!
雑所得が年間20万円以上あって確定申告する場合は、個人事業主として開業届を出して青色申告事業者になっておくのがお得です。青色申告事業者は、特別控除というのがあってものすごく優遇されているからです。
青色申告については別記事で詳しくまとめてありますので、合わせて読んでみてください。
ウーバーイーツの所得を確定申告をしなかったら、どんな罰則がまっているのか?
「バレなければ大丈夫」と確定申告をしない人がいますが、世間を騒がせたチュートリアルの徳井さんの例のように税務署や国税局が本気を出したら一発でバレます。そもそも納税は国民の三大義務の一つです。しっかりと節税対策を行ったうえで、正しく確定申告&納税しましょう。
もし確定申告が間に合わなかった場合、どのような罰則が待っているのかについてまとめました。合わせて読んでみてください。期限までに確定申告する方が絶対いいと思えます。
個人事業主が確定申告について知っておくべきことがまとまったオススメの本
確定申告ってサラリーマンをやっていると、「経理の人がなんかうまいことやってくれること」という印象で具体的になんのことなのかサッパリわからない、というケースが多いです。でもフリーランスや個人事業主になると、そうもいってられません。
きっちりと節税するかどうかで手元に残るお金が大きく変わってくるからです。個人事業主にオススメの確定申告本を紹介します。詳しくは別記事にまとめてありますので、チェックしてみてください。
まとめ
副業のウーバーイーツで稼いだらいくらから確定申告が必要になるのか?について紹介しました。おさらいしておくと、
(1年間にウーバーイーツで稼いだ売上)ー(かかった経費)= (雑所得)
となり雑所得が20万円以上になる場合は確定申告が必要になります。「副業だしバレなければいい」と開き直っている方もいますが、長い目で見ると正しく確定申告をして納税するのが一番お得です。税金逃れのために労力を使うくらいなら、しっかりと稼ぐためにどうすればいいか?といったことに頭と労力を使う方が建設的です。
しっかり稼いで、しっかり確定申告しましょう!
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