減価償却の新定額法、新定率法について

減価償却の償却方法について法改正があったので、新旧でどのようなものだったかを比較してみました。参考にしてみてください。

★旧定額法（平成１９年３月３１日までに購入した減価償却資産）

★新定額法（平成１９年４月１日以降に購入した減価償却資産）

平成１９年４月１日以降の購入分について定額法では残存価額が廃止されました。

★旧定率法（平成１９年３月３１日までに購入した減価償却資産）

★新定率法（平成１９年４月１日以降に購入した減価償却資産）

新定率法では、資産の耐用年数に応じて定められる「保証率」を取得価額に乗じたものを「償却保証額」とします。償却限度額が「償却保証額」を下回った年以降は、その時の未償却残高を改定取得価額として、高い償却率を適用して計算します。

こうすることで、以前よりも早いペースで減価償却を進められるようになりました。